レバレッジとは?わかりやすく会話形式で解説【CAPITA投資ナビ用語解説】

レバレッジとは?

FXにおけるレバレッジとは、「少ない証拠金で大きな金額の取引を可能にする仕組み」です。

これにより、資金効率を高め、小額の元手でも大きな利益を目指せる一方、リスクも同様に増大します。

目次

CAPITA投資ナビ編集部では、独自に調査したアンケート結果や調査に基づいて記事を作成しています。

単にウェブ上のコンテンツをまとめたわけではなく、上場企業だからこそできるリサーチ力や実際のユーザーへのインタビューに基づいたコンテンツを作成しています。

CAPITA投資ナビ編集部での記事制作の様子が気になる方はこちらもチェックしてください!

※こちらは海外在住の日本人向けコンテンツになります。

レバレッジとは?会話形式でわかりやすく解説!

最近FXを始めたんですけど、「レバレッジ」ってどういう仕組みなんですか?少し調べてみたけど、イマイチわからなくて…。

レバレッジはね、「小さい資金で大きな金額の取引をする仕組み」のことだよ。

FXでは、実際に全額を用意しなくても、一定の証拠金を預けるだけで、より大きな額の取引ができるんだ。

えっ、それってすごくお得じゃないですか!例えば、10万円しか持ってなくても大きな利益を狙えるってことですよね?

その通り。ただし、利益が増える分、損失も同じように大きくなるから、慎重に扱わないといけないよ。具体例を出して説明するね。

ドル円(USD/JPY)で、1ドル=100円。取引単位は1,000通貨(10万円分)

レバレッジ1倍の場合:
→ 必要な証拠金は10万円(全額)

レバレッジ10倍の場合:
→ 必要な証拠金は1万円

レバレッジ25倍の場合:
→ 必要な証拠金は4,000円

なるほど!同じ取引をするのに、レバレッジが高いと少ない証拠金で済むんですね!

そういうこと。では、ドル円が1円動いた場合の利益と損失を計算してみよう。

1ドル=100円で買ったドルが、101円になった

利益 = 1,000通貨 × 1円 = 1,000円

1ドル=100円で買ったドルが、99円になった

損失 = 1,000通貨 × 1円 = 1,000円

レバレッジが1倍のときは証拠金が10万円なので
→ 1,000円の損失は資金の1%

レバレッジが25倍のときは証拠金4,000円なので
→ 1,000円の損失は資金の25%

レバレッジが大きいほど損失のリスクが上がる

なるほど!少ないお金で大きな金額を動かせるってことですね。でも、どうしてそんなことができるんですか?

それは、証拠金を「担保」として預けることで、FX業者が取引を保証してくれるからなんだ。

言い換えれば、業者が「この人には一定の資金がある」と認めることで、大きな額の取引を許してくれる仕組みだね。

証拠金維持率とロスカットの仕組み

それって安全なんですか?大きな損失が出たらどうなるんですか?

いい質問だね。ここで重要になるのが証拠金維持率ロスカットの仕組みなんだ。

証拠金維持率は、
→ 「預けた証拠金に対して、現在の取引状況がどれくらい安全か」を示す割合のこと。

例えば、

  • 証拠金:10万円
  • 必要証拠金:4万円(25倍のレバレッジで取引中)

このとき、証拠金維持率は以下の計算で出る

証拠金維持率 = 10万円÷4万円×100=250%
(証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100)

証拠金維持率が高いほど安全だけど、損失が増えて証拠金維持率が一定のラインを下回ると、ロスカットが発動するんだ。

ロスカットって何ですか?

ロスカットは、損失が膨らみすぎて証拠金が足りなくなるのを防ぐ仕組みだよ。

証拠金維持率が一定以下になると、自動的にポジション(取引)が強制的に決済されて損失を確定させるんだ。

具体的にどういう流れでロスカットが発動するんですか?

じゃあ、ドル円(USD/JPY)を使って例を出すね。

取引条件

  • 証拠金:10万円
  • 必要証拠金:4万円(レバレッジ25倍)
  • 証拠金維持率のロスカット基準:100%

シナリオ

最初、証拠金維持率は250%(10万円 ÷ 4万円 × 100)

ところが、ドル円が下落して含み損が増え、証拠金残高が3万円に減ったとする。

このとき、証拠金維持率はこうなる

証拠金維持率 = (3万円 ÷ 4万円) × 100 = 75%

証拠金維持率が100%以下になり、ロスカットが発動するんだ。

なるほど…。ロスカットって損失を抑えるための仕組みなんですね。

でも、ロスカットされると全部お金を失っちゃいますよね?

そうだね。だから、ロスカットされる前に「ストップロス注文」を入れて、自分で損切りするのが大切なんだ。

ロスカットに頼ると、相場の急変で予想以上に資金を失うこともあるからね。

証拠金維持率を保つコツ

証拠金維持率を高く保つにはどうすればいいんですか?

以下のポイントを意識するといいよ

低いレバレッジで運用する

  • レバレッジを上げすぎると、証拠金維持率がすぐに下がる。初心者なら5~10倍くらいに抑えよう。

余裕のある資金を用意する

  • 証拠金を多めに入金しておけば、含み損が出ても維持率を保てる。

ポジションを小さくする

  • 大きな取引を控え、少ない通貨量で取引することでリスクを軽減。

損失を早めに切る

  • 損切りラインを事前に設定し、大きな損失を防ぐ。

まとめ

ありがとうございます!レバレッジって便利だけど、証拠金維持率やロスカットの仕組みを知らないと危険ですね。

その通り。レバレッジは資金効率を上げるためのツールだから、使い方を間違えないことが大事だよ。

最初は低いレバレッジで小さく始めて、証拠金維持率をこまめに確認しながら進めるといいよ!

はい!まずはしっかり練習して、損失を抑える方法を学びます!

アンケート調査へのご協力のお願い

最後までお読みいただきありがとうございました。

CAPITA投資ナビ編集部では、より良いコンテンツ制作のためのアンケートを実施しております。

お読みいただいたコンテンツに対してのご意見・ご感想をいただけますと幸いです。

引き続き、株式会社CAPITAならびにCAPITA投資ナビをよろしくお願いいたします。

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
選択した値:1
1が最低、10が最高
選択した値:1
1が最低、10が最高
選択した値:1
1が最低、10が最高

また、投資商材や業者に関する口コミ調査も実施中です。ご協力をよろしくお願いいたします。


※こちらは海外在住の日本人向けコンテンツになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次